ちょっと自転車で奈良公園まで走ってきました。
以前から気になっているところがあったためです。
というのは「フトルミン」という乳酸飲料を作っていた工場跡でお茶が飲めるというところがある、と聞いたためです。
場所は奈良東大寺の北側、正倉院の近くです。
奈良奥山ドライブウェーの入口付近です。
席から外を見たところ。
窓など建物は基本的に当時の工場跡をそのまま利用しています。もちろん木枠の窓です。窓の止めるところも
この通り。
とっても懐かしい形をしている。
店自体は大きくなくて10人も入ればいっぱいになりそう。
寒いせいか、ほかにお客さんはいませんでした。
こちらは今回いただいたコーヒー。
おさじは銅製。
「すくう」というよりも、「混ぜる」ためのおさじです。
こちらは珈琲カップ。
大きな珈琲カップの取っ手は
こんなふうになっていて、意外と手に馴染んで持ちやすい。
さて、こちらが以前作っていた「フトルミン」。
残っていたものだそうです。30年くらい前(昭和50年代)ごろまで製造していたそうです。
この瓶は「プラッシー」(これも懐かしい)の瓶を再利用していたそうです。
フトルミンは昔の滋養強壮のための薬としての位置づけらしく、薬局などで売っていたそうです。でも、もりやすは知りませんでした。
味はちょっと酸っぱいそうです。乳酸飲料だからそうでしょう。
そういえば、プラッシーもなぜか米屋さんで売っていました。
こちらはオリジナルの瓶。
ちょっと小さめです。小さめですが。これにも大小がありました。こちらは大の方です。よく見ると瓶自体に「フトルミン」という文字が浮き出してあります。
さて、店を出たところは、こんな風になっていました。
向かって右手の手前の白い入口が「工場跡事務室」という喫茶店。左手手前が以前の研究室だそうです。
奥の方にも別に元工場の施設があります。
店の名刺をもらってきました。
金、土、日、祝しかやっていない店です。
奈良公園近辺にいらしたときはどうぞ。
観光疲れには落ち着く店です。
URLは書いてあるとおりですが
こちらです。